世界の魚の約90%が
とられすぎ・限界まで
とっている状態
年間10万トンのウミガメや
サメ、イルカなどの生きものが
人工集魚装置(FADs)や
漁網の犠牲に。
トロで人気の
太平洋クロマグロ
海に残されたのはわずか2.6%
世界のシーフードの13~31%が
違法・無報告・無規制(IUU)
漁業によるとの推計も。
自然環境や社会に配慮した持続可能な水産物
海の魚や生きものを守りながら、働く人にとってもやさしい環境で
とられたシーフードのこと。
豊かな海、おいしいシーフードをいつまでも残していくために
できる選択のひとつです。
世界ではよく知られ、スーパーやレストランで取り扱っていますが
魚を多く食べる日本ではまだ始まったばかり。
魚や環境、働く人のことを考えたシーフードを選んで食べていく。
そんなサステナブルな食べ方、一緒に広めませんか?
今の時代は、物で溢れかえっていて欲しいものがあれば何でも手に入り、知りたいと思うことは、図書館に行かなくても、インターネットを通じて何でも調べられる時代ですよね。それでも1日は24時間で、その沢山ある情報量を全部受け止めることができなくて、色々見落としがちな時代なのかなって思います。その様な中、世界の何処かで起きている事はこれですよって、文字だけでいきなり並べられたとしても、読みたくないのは自然な事ですよね。ただ、自分の好きな音楽を聴く様に、服を選ぶ時の様に、映画を観る様に、気になったアートを見に行く様に、この作品は見て頂きたいし、ついでに“混獲”という聞きなれない言葉を知ってもらえればいいのかなって思います。但し、もしその後、興味を持って頂いたなら、とことん調べてくださいね!!
埼玉県生まれ。Re-cycle-style 代表。イギリス在住のコスチュームデザイナー。CentralSaint MartinsCollege 卒業、カイリー・ ミノーグやポール・マッカートニーの衣装製作やディズニー映画、ハリーポッターのシアタープロダクション製作チーム等に参加し経験を積む。再生可能エネルギーや持続可能な社会に興
味をもち、アップサイクル=リサイクル可能な材料を使用して衣装を制作している。イギリスやドイツで行われるファッションウィーク・サステナブル部門で発表を続ける。2015 ブライトンファッションウィーク(イギリス)、2015 エシカルファッションカレッジ(日本)、2015-2018 ベルリンファッションウィーク(ドイツ)、2017-2018 イギリスにある太陽光、風力発電所”Westmill Sustainable Energy Trust” のイベント参加。またSecret Cinema やミュージックビデオなどの衣装の制作・作品提供など様々なアーティストとコラボレートしながら表現の幅を広げている。
Kumiko Tani>
長年、フリーランスとして映像制作業を仕事としてきました。40歳という人生の折り返し地点が見えてきた数年前に、映像制作というスキルを使ってもっと“マシ”なことの為になりたい、社会問題解決と関わりたいと思うようになりました。そうやって一歩踏み出すと縁は縁を呼ぶもので、環境アクティビストの清水イアンと知り合い、環境に関するクリエイティブを手がけるユニット『NEWW』を結成。そして本作の制作に繋がっていきます。仕事を通して、自分が関わりたい分野と関われることはとても嬉しいですし、“混獲”という問題の認知に少しでもお役に立てたら嬉しいです。
神奈川県生まれ。POPかつ奇抜な作風で知られる、映像作家、映像ディレクター。 モーショングラフィックス・アニメーション・実写映像・ゲーム・VR映像など様々な制作方法を身につける。MV、企業用PR映像を中心に商業映像制作、近作ではサザンオールスターズ「戦う戦士たちに愛を込めて」のアニメーションMV。2018年より環境問題に関するクリエイティブチーム「NEWW」を環境アクティビストの清水イアンと立ち上げる。オリジナル作ではニコニコ動画で話題となり、文化庁メディア芸術際入選まで果たした「アホな走り集」、世界初の「沈む」Webサイト「ツバル~沈みゆく旅行記~」が発表された。
SOU OOTSUKI WEB>
このプロジェクトに関して、最初は興味本意で参加しようと思ってましたが、色々聞いてみるとコスチュームデザイナーのクミさんが、環境アートとして「混獲」をテーマとしてドレスを作るっていうので、一体「混獲」とは??? って気持ちで参加しました。実際漁業の問題となってる混獲。世界中で問題視されてます。それを演技とドレスで見事に表現しています。こういったプロジェクト発信で色々な環境問題に少しでも協力できたらなと思いました。
神奈川県生まれ。2002 年から、独学でビデオ撮影を開始。自身のskateboard 映像を作成する傍ら、海外のレーベルにも多くの映像を提供する。ペインターRei とのコラボレーションによるDVD『TIME TUNNEL』発表をきっかけに、ジャンルを問わず、様々なフィールドでの映像作成を行う。
SKATEBOARDINGPLUS>
今回のプロジェクトに関わる前から“ 混獲” という言葉は聞いたことがありましたが、曖昧な理解でしかなく、実状はほとんど知りませんでした。しかし、実際今回の振付の為に、リサーチしたり、それを元に動きを考えていくと
共に、理解すればするほど、“ 混獲” がどれだけ深刻な問題である事かがわかりました。特に、私自身が漁網で覆われた時、身動きが取れないということを実際に体感しました。私は、今回のプロジェクトが注目され、さらなる活動へ結びついてくれることを心より願っています。
Before I became involved in this project, I had heard of bycatch. However, it was only a vague understanding and something I didn't have full realisation of. Researching and creating the movement has led me to a deeper understanding;
particularly through working with the nets and discovering how difficult it is to move with them covering you.
I hope that this project can highlight this issue and bring further awareness.
スコットランド生まれ。世田谷区在住。フリーランス ダンサー ・パフォーマー/振付家/クラシックバレエを基礎とし、シアター、ファッション、アート、ミュージック関連の様々なエリアでダンサーやパフォーマーとして、あるいは振付家としてイギリスやその他インターナショナルに活動。
過去の出演歴:Royal Opera, Sophie Adams Ballet Company, Ballet Ensemble London, Divine Company, Dolce and Gabbana, Anya Hindmarch, Cartier, Jo Malone, Paloma Faith, The Charlatans, CIPRO 他
AislingCook.com>
生活している土地、吸っている空気、飲んでいる水、食べているもの、着ている服、移動手段、すべては環境に直結しています。つまり、この世に環境と関係ない人はいません。どうせ何もしなくても関わってるし、今や実践しないと地球の滅亡にリアルに加担してしまう―現時点での前衛を楽しくなるべく多くの人々に届けられる工夫をすることは、無駄な行為ではない―今回のメンバーは時代の必然として集まり、一つの作品になりました。
文京区生まれ。「ENECT」編集長。認定NPO法人ふくしま30年プロジェクト理事。ヒップホップを起点とし、骨太文化の研究と実践に勤しみながらアーティスト、ライターとして国内外で幅広く活動。2013年度日本協同組合学会実践賞受賞。福島原発事故後3年間、福島市に住み、JA新ふくしま(当時)+福島県生協連+福島大学の協同による土壌スクリーニング・プロジェクト事務局を担当。生活を前衛として、表現活動に取り組んでいる。主な個展:2016「ビオクラシー」、グループ展:2017 「原子の現場」「If Only Radiation Had Color: The Era of Fukushima」、2018「ビオクラシー」「清山飯坂温泉芸術祭」。著書にはホセ・ムヒカ元大統領へのインタビュー記事掲載の『ビオクラシー』『福島』『虚人と巨人』『農の再生と食の安全』など。
芸術と政治のあいだ「ビオクラシー」>
今回監督の大月さんに本作のプロジェクトに誘ってもらい、テーマでもある混獲問題について初めて知りました。 映像制作をする上でいろいろな方と話してみて、どうやって伝えるか広げるかをこういう切り口で表現するのは大変なチャレンジだと思います。本作が大きなムーブメントを起こす一つの役割になることを期待しています。
奄美大島生まれ。照明/Lighting Director フリーで照明アシスタント、チーフを経て、2014年照明技師として独立。広告、ミュージックビデオや映画撮影などで活動。
YUKI MAESHIMA >
今回のプロジェクト” 混獲” で、アート(ダンス) を通して現在の環境問題を表現する貴重な経験をさせていただきました。この企画で、実際に漁業で使われている漁網を使用した衣装を着て、また、漁網を使
い、振り付ける作業をしましたが、漁網の重さと、網にも様々な種類があることに驚きがありました。重さのあるものはロープのようなずっしりとしたもの、網の
種類については細くて引っかかりやすいもの等違った質感の中で動きも変わっていくことを体験することで新しい表現ができたと思っています。アートには様々な表現の形がありますが、その中で私たちが認識しなければならない問題提起をすることはアーティストとしても興味深い内容であるし、アートであるからこそ影響力があるかもしれないと思っています。アーティストとしてできることとして、企画の参加にお声をいただき、感謝しています。またこういったプロジェクトができることを楽しみにしています。
千葉県生まれ。11 歳から18 歳までクラシックバレエを習う。2007 年イギリスへ留学、Roehampton Universityにてダンス学専攻。大学卒業後、大学院に進み、University of Chichester でダンスパフォーマンス科を専攻。大学院卒業後は、コンテンポラリーダンスのスタイルを主に、イギリスでフリーランスダンスアーティストとして様々なダンスプロジェクトに参加。
2014 年7月、日本に帰国。 その後日本でも、響カンパニーメンバーとして、またフリーランスダンサーとしてプロジェクトに参加する他、ダンス講師としてもワークショップなどを通して活動を広げている。
Tomomi Kosano>
今回のプロジェクトに関わったことをきっかけに混獲についてを知り、グリーンピースの方たちの人柄やその活動を知りました。生活するうえでは目の前に現れた問題解決に夢中で、環境問題のことについて特別意識することなく過ごしているのですが、生活に取り入れて改善につながることはなにか、仕組みや大勢の生活が変わるためにはなにができるかなど、影響は感じづらいけど関わっている問題について考えはじめるきっかけになりました。今回の映像が、混獲だけに限らずなにかを知り始めるきっかけとして一役かってくれると嬉しいです。
神奈川県生まれ。映像作家、映像ディレクター。18 歳まで野球に明け暮れる。東洋美術学校在学中に独学で映像制作を開始。実写、モーショングラフィックス、3DCG、グリッチ、など様々な手法で映像を制作する。
MV、ライブ映像、CD ジャケット、企業向けの広告映像を手がける。
Yusuke Oikawa>
環境問題のことを口にすると「意識高い」と言われたり、まさか何か行動している「普通じゃない人」と思われたり(笑)、これまで環境問題はクローズドな世界だったかもしれません。もっと誰でも話せて、みんなが行動できるものに変えていくのが、私たちにできることなんじゃないかと感じています。海を守りたいという気持ちを伝染させていけば、混獲もプラスチック汚染も終わらせられると思います。
埼玉県生まれ。国際環境NGOグリーンピース・ジャパン パブリックエンゲージメント部所属。今回の混獲の問題を伝えるためのキャンペーンのプロジェクトリーダーを担当。
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン>
酸素、魚、遊び場。海は私たちに多くを与えてくれています。そんな海の生態系が、温暖化、プラゴミ、農薬の流入、乱獲など様々な理由で危機に瀕しています。環境問題の多くが目の届かない場所で起きていますが、乱獲・混獲の問題はその最たる例だと思います。知っていましたか?ニホンウナギが絶滅危惧種であること。クロマグロの個体数が1960年ごろと比べて97%少していること。今こそ、人類と海の関係性を見直す時です!このビデオが「食卓に並ぶ魚の背景」と「食卓に魚が並ぶまで」を考えるきっかけになることを願います。Say no to destructive fishing practices! Say yes to sustainable fishing! グリーンピースの活動を応援します。
大阪生まれ。環境アクティビスト。国際環境NGO350.org 日本支部の立ち上げに貢献。そこで気候変動の啓発、コミュニティオーガナイジングに3年間注力。現在は映像作家の大月壮と立ち上げた「環境に関するクリエイティブチーム」NEWWでプランナーとして活動。2018年8月に世界初の「沈む」ウェブサイト、「ツバル~沈みゆく旅行記~」を発表。J-wave Morning Radio(代演)などでラジオパーソナリティも務める。
日本で、世界で、環境を守るムーブメントが広がっています。
あなたも世界300万人のサポーターと一緒に活動する
グリーンピースの仲間になってください!
環境問題についてあなたにできること、
キャンペーンの最新情報をいち早くお伝えします。
世界最大手のツナ缶企業がサステナブルに!
世界中から集まった70万人の市民の声が、大企業を動かしました。
世界最大手のツナ缶メーカー、タイ・ユニオンが、違法漁業と過剰漁業への対策をとること、何十万という働く人々の労働環境を向上させることを発表しました。
これにより、サステナブルでエシカルな方法でとられたマグロやシーフードが世界の市場へもたらされる大きな一歩になります。
家庭で食べるシーフードの70%は、スーパーで購入されています。
グリーンピースでは、サステナブル・シーフードの普及を目指し、2011年から国内の大手スーパーマーケット5社のシーフードの調達方針についてアンケートを実施し、各社の取り組みをランキングしています。
2016年に発表した「お魚スーパーマーケットランキング6」は、スーパー・生協15社を評価しました。
太平洋クロマグロの主な産卵場所は日本の海。
乱獲によって、今やもう残り2.6%しかいなくなってしまいました。
産卵に帰ってきたマグロたちを守ってマグロがたくさん泳ぐ海に戻したい。
グリーンピースでは、太平洋クロマグロをまもるため、「マグロがいる海がいい」キャンペーンを実施。
集まった3,757人の方の声を、水産庁に手渡してきました。
海の未来をテーマに話し合う「OCEANCAFE」
今回は、酵母や小麦から素材にこだわった焼きたてパンを楽しめる、表参道の人気パン店「森の酵母 パン・オ・スリール」さんにご協力いただき、7/12(水)15(土)の2日間限定で開催しました。
イベント当日は、期間限定でコラボしたサステナブルな生産者や環境に配慮したサーモンを使ったパンを味わいながら、ゲストとともにわたしたちが食す“本当においしい”海の幸について語り合いました。